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【転職のエッセンス!職務経歴書の書き方】書くことが無いというのは嘘。スカスカの職務経歴書を最高の提案書にする方法。

転職の武器が詰まっているのが、職務経歴書です。

転職を成功させるには、企業側に採用を求める材料を提示しなければなりません。これは自分という商品の売り込みを意味しています。つまり職務経歴書というのは、自分という商品を売り込むための提案書となります。その為、職務経歴書は書類選考の段階では考慮されることが少なく、主に面接段階に入ってから参考資料にされるケースが多い資料なのです。

選考の流れを理解する

就職活動をしていると、一生懸命考えて職務経歴書を作ったのに、なかなか面接に進めないという事象に陥ることがあります。それは選考の流れを理解すると納得できるものなのです。選考の流れは次のように行われます。

step
1
書類選考の通過(参考資料:履歴書)

履歴書を確認して、採用条件と一致しているかを確認している。

step
2
一次面接の通過(参考資料:職務経歴書)

職務経歴書を確認して、面接を通して嘘をついていないか確認している。

step
3
最終面接の通過(参考資料:職務経歴書)

職務経歴書を深堀して、採用後にもたらされる貢献の期待値を確認している。

選考の段階によって、参考資料として見られる書類が異なることを分かっていただけるでしょうか?職務経歴書をどれだけ作り込んだとしても、書類選考を通過できないのは当然なのです。第一ステップとなる書類選考を通過する為には、その為の工夫を凝らした履歴書を作っておく必要があるということです。

履歴書の書き方については「就活最強の武器!履歴書の書き方」を読んで参考にしてくださいね。

職務経歴書の作り方

職務経歴書の作成時に注意すべき点は、歴史の教科書にしないことです。

・20××年 ××月 営業実績 No.1
・20××年 ××月 主任に昇格
・20××年 ××月 課長に昇格

こんなのを箇条書きにされても、採用担当者の目には留まりません。僕が拝見してきた職務経歴書も、99%がこのような内容で書かれていました。試しに大手転職サイトで紹介されているエージェント様によくある職務経歴書を作成して添削をお願いしたところ、上記のような箇条書きの方法でまとめるように教授されました。ちょっと笑っちゃいましたね。本気で職務経歴書を研究したことが無いのだろうなって思ったのを覚えています。

さて、僕の職務経歴書では「できる」を「実績」や「裏付け」で証明していきます。

既存顧客を対象とした営業職であれば、スキルと経験を提供できます。
■既存顧客への新規提案が得意
(PowerPointを活用した資料作成が得意)
・20××年 ××月 MOSの資格を取得
・20××年 ××月~××月 朝活で提案書作成の講習を受講
(既存顧客への提案成約率が、同僚より20%ほど高かった)
・20××年 ××月 流通系企業様への新商品導入に成功
・20××年 ××月 外資系企業様と新商品の協業開発に着手
・20××年 ××月 課長に昇格
■新規顧客の開拓が不得意
(飛び込み営業やテレアポに苦は無い)
(新規顧客の開拓率が同僚より20%ほど劣っていた)
・20××年~20××年 東京都 品川エリアの開拓を担当


これであれば、僕がどのような人物なのか読み取りやすいと思います。この例には、強力な職務経歴書を作るポイントがいくつか盛り込まれています。真っ先に違和感を感じられるのは「不得意」が書かれていることかも知れませんね。この一見ネガティブアピールになっている部分も重要な要素なのです。

ポイント

■職務経歴書=自分の取り扱い説明書

  1. 「できる」を
    「実績」や「裏付け」で証明
  2. 「できる」は
    「提供できるもの」
  3. 「実績」は
    「企業で評価されたこと」
  4. 「裏付け」は
    「自分で努力したこと」
    (資格の取得、セミナーへの参加など)

優良な企業様や優秀な採用担当者であれば、人材の採用要件というものを作成しています。簡単にいえば「〇〇な人が欲しい」と予め決めているということです。上記の内容である場合、ルート営業を軸としている企業様であれば、「実績は十分あるから採用価値はあるな。今は新規開拓が不要だから検討の余地はあるな。」となります。新規開拓を必要としている企業様であれば、「タフな営業ができる人が欲しから、今は必要のない人材だな...。」となります。

ここで考えてほしいのは、後者の「今は必要のない人材だな...。」という判断をされたことが、僕にとって不幸な結果なのかどうかです。

僕は職務経歴書の冒頭に「既存顧客を対象とした営業職であれば、スキルと経験を提供できます。」と書いています。つまり新規開拓の営業は不得意ですし、本音ではやりたくないのです。もし企業側が採用を優先して「新規開拓できる人材」という採用要件を隠していたとして、僕が不得意なことを記載せずに採用されてしまったら、事実上のミスマッチが決定しますよね。きっと僕は新規開拓のノルマに心が折れて、また就活をすることになると思います。「不得意」を記載することは、決してネガティブなことでは無いのです。

ポイント

ミスマッチをしない為に、
苦手なことも隠さず伝えましょう。

他のポイントも見てみましょう。僕は「スキルと経験を提供できます。」と書いています。就職活動とは「自分を売る営業活動」です。「頑張るので入れてください。」という御願い営業が通用するのは、企業側が自由に進路をコントロールできる30歳前後までが限界だと思われます。僕のように40歳を超えてくると、労働者として期間も短くなるわけですので、利用価値は皆無になってきます。それでも採用するとなると「貢物のくらいは持ってこい!」となるわけですね。

そのため、僕は職務経歴書を通して「スキルと経験を提供できます。」と提案をしているわけです。そのあとにスキルのレベルや経験の質を「実績」や「裏付け」を明記することで証明をしています。このレベルや質が企業側の採用要件の基準値を越えていれば、採用していただける可能性が出てくるという仕組みなのです。

さて今度は、少し見る視点を変えましょう。僕は自分の能力を切磋琢磨した同僚と比べて伝えています。またそれを「%」で表しています。デザイナーやプログラマーなどのような職業であれば、携わった成果物を明確な判断材料として提示できます。一方で、営業の能力を実績だけでは計り知れ無いため、伝わりずらいのです。

そこで「%」による曖昧な比較表現をあえて使って、実績から貢献度のイメージをしていただくようにしています。他の同僚と比べて20%ほど優秀な成績を出していた結果が、課長への昇格であれば概ね納得いきます。それまでの過程で何をしてきたかを職務経歴書に明記できれば、情報の信用度も高くなり興味を持っていただけるようになります。

ポイント

職務経歴書で相手に伝えたいのは、「自分の歴史」ではなく「自分の価値」だということです。

書くことが無いと困ったら

幸いなことに、僕は主だった実績も無かったので、この課題と向き合うことができました。職務経歴書の書き方が理解できたとしても「実績」と「裏付け」が無いと困ったことになります。ですが、書くことが無いというのは嘘です。書くのが面倒臭いという気持ちをごまかす言い訳けです。仮に転職を繰り返している人だとしても、就業期間中に仕事をしていたのは間違いありません。その期間中に行ったことを全て紙に書きだしてください。

紙に書きだしてください!

紙に書きだしてください!

紙じゃなきゃだめなんです!

パソコンとかスマホとかダメですよ!

書き出すことが大切なのです。書き出すことで考えることができて、書き方の工夫も思いつくようになってくるからです。まずは1日の業務を全て書き出してください。思い出してください。続いて毎日の業務の積み重ねが、結果として何を生み出していたのか書き出してください。例えば缶詰工場の流れ作業に従事していたとして、毎日1000個の缶詰のチェックをしていたとしたら、20日間の勤務で2万個もの出荷をしたことになります。それは、とても大きな成果物です。

それでも職務経歴書に書き出せない、書くほどのことが無いというのであれば、自分が職場や仕事の過程で苦手だったことを全て書き出してください。仕事の苦手だったことを書き出したら、それに対してどのように対処していたかを書き出してください。そこに書き出したことは、「課題発見」であり「課題改善」の行動です。小さなことでも書き出すことで、それを職務経歴書に明記することができるようになります。

注意ポイント

職務経歴書に懺悔を書く必要は無い!
苦難や失敗に対する反省文は不要です。それは自己改善すべきことであって、採用担当者に伝えることではありません。読む側を不快にさせることは避けましょう。

最終的に職務経歴書を読み取って、採用を判断するのは企業様であり採用担当者です。求職者が自分の物差しで書くことが無いと決めつけることは愚問です。自分が認識している常識は、相手の常識ではありません。今まで所属していた企業の価値は、次の就業先の価値とは異なります。今の自分をそのまま職務経歴書に表現できれば、その情報をもとに検討していただけます。

『捨てる神あれば拾う神あり』ですからね。

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